8月 30, 2018

【理系就活講座】理系のための自己分析法

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まずは従来の就活のやり方から見ていきたいと思います。

従来の就活で最初にするのは自己分析です。だいたい大学3年生、もしくは、修士1年生になると、市販の就活本を買ってきて、自分の強みや弱み、そして自分に向いていそうなものなどを分析します。そして、一通り自己分析が終わると、今度はセミナーに参加することになります。

セミナーでは、主に業界研究や企業研究をすることになります。そしてセミナーが終わると選考が始まります。エントリーシート(以下、ES)に志望動機や自己PRを記入し、通過すると面接に進むというのが一般的な流れです。

この流れは、受験と比較するとわかりやすいかもしれません。自己分析が基礎力養成期間、業界研究・企業研究が演習問題、ESが過去問、そして面接を入試と考えて下さい。

受験を経験した皆さんならお分かりになると思いますが、受験において過去問は非常に重要です。過去問を解く時間を確保しないと、志望校には合格できないといっても過言ではありません。ですので、いかに早い段階で過去問、すなわち志望動機と自己PRの作成に入り、企業ごとの傾向と対策を練るかが合否の分かれ目になります。

また、面接に進むためには、ESの対策は避けては通れません。自己分析から始める従来のやり方では、ESに必要な志望動機と自己PRを作成する時間を十分確保できないため、効率が悪いと言わざるを得ません。

従来のやり方の一番の問題点は、「自己分析が終わらないと、行きたい業界や企業がわからない」「自己分析が終わってないから、自分に向いている仕事がわからない」といった考えに陥りやすいということです。そうなると、いつまでたっても次の行動に移れなくなってしまいます。では、一体どのように就活を進めていけばよいのでしょうか?

それは、志望動機と自己PRをいきなり作っていくこと。受験でいうと、演習問題や過去問にいきなり取りかかることに相当しますが、就活の場合は、それ程恐れることはありません。なぜなら、企業側が聞きたいポイントは、「志望動機(自社を選んだ理由)」と「自己PR(自社で活躍できるかどうか?)」の2つだけだからです。

「他にも色んなこと聞かれるよ!」という声が聞こえてきそうですが、面接やESで見受けられる「どんな業界をうけているの?」とか「学生時代に頑張ってきたことは?」といった質問は、実は、志望動機と自己PRを引き出そうとする質問にすぎません。ですので、この2つをしっかり作っておけば、上記の質問にも答えることができます。

ただ、自己分析を通して、自身の興味や能力、価値観を知ることは志望動機と自己PRを作成する上で大切なことです。しかし、自己分析の時間をあえてとる必要はありません。なぜなら、業界研究や企業研究など、志望動機や自己PRを作る全ての過程が自己分析だといえるからです。

例えば、金融業界は、目に見える商品を扱うメーカーとは違って、お金という形のない商品を扱います。また、銀行は転勤や異動が多いので、様々な業務を経験することができます。ですので、人間性で勝負したい人や成長したい人には銀行は向いているといえます。反対に、モノ作りが好きな人や、1つのことに打ち込みたいという人には向いていないかもしれません。

このように、業界研究や企業研究を通して得られる情報は、自分の興味や能力、価値観といった自身の就活軸を知るための判断材料になります。つまり、業界研究や企業研究をするということは、同時に、自己分析もしていることになるわけです。

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