【理系のための就活講座】天職の見つけ方

理系のための就活講座
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皆さんは、なぜ働くと思いますか?「お金のため」「夢のため」「生活のため」「家族のため」など様々な意見があると思います。ただ、大抵のことはマズローの欲求5段階説に該当します。

この記事を書いた人

京都大学大学院エネルギー科学研究科(理系)修了後、三井住友銀行に入行。理系学生の採用に従事したことがきっかけで人材ビジネスを開始し、これまで、大学での講演含め、就活セミナーの開催や理系就活生向けの書籍出版、新卒・中途支援会社での理系採用支援など、10年以上、一貫して理系に特化した就職、採用支援に携わる。現在は、理系屋代表として、理系の就職、転職、採用、キャリア教育の支援を行う。

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マズローの欲求5段階説とは?

マズローの欲求5段階説とは、食欲や性欲など、人間の本能的な欲求である「生理的欲求」、安全・安心な暮らしがしたい欲求である「安全欲求」、集団に属したい欲求である「社会的欲求」、他者から認められたい欲求である「尊厳欲求」、自分で自分を認めたい「自己実現の欲求」に区分されます。

冒頭で働く理由として、「お金のため」「夢のため」「生活のため」「家族のため」を挙げましたが、これらの理由はマズローの欲求のいずれかに分類されます。

そう考えると、働くことは「欲求」を満たす手段の1つと考えることができます。

マズローの欲求は3つに分けられる

次に、マズローの欲求を構成している5つの要素を3つに分けてみます。

1.生理的欲求&安全欲求

1つめは、「生理的欲求」と「安全欲求」です。これらは、本能的な欲求、安全・安心な暮らしがしたいという欲求なので、衣食住と考えることができます。では、衣食住を得るためには必要なものは何でしょうか?

それはお金です。お金は自分ができることの対価として得られるものです。そのため、「働くこと」と「自分ができること」は、関係がありそうだということが分かります。

2.社会的欲求&尊厳欲求

2つめは、「社会的欲求」と「尊厳欲求」です。これらは、他者から認められたい、集団に属したいという他者に関する欲求ですが、他者に認められるために必要なことがあります。

それは、他者が評価していることを知ることです。つまり、他者の価値観(他者が何に価値を置いているのか)を知る必要があるということです。そのように考えると、「働くこと」と「他者の価値観を知ること」、言い換えると、「(他者のために)自分がやるべきこと」は、関係がありそうだということが分かります。

3.自己実現の欲求

3つめは、「自己実現の欲求」です。これは、自分で自分を認めたいという欲求です。この段階になると、もはや他者の評価は関係なくなります。

つまり、自己実現で必要なのは、自分がやりたいことになります。そのように考えると、「働くこと」と「自分のやりたいこと」は、関係がありそうだということが分かります。

天職とは?

以上から、「働くこと」と、自分がやりたいこと(興味)、自分ができること(能力)、自分がやるべきこと(価値観)は関係がありそうだということがわかりました。

これを図にしたものが下図になります。なお、価値観は自分ではなく他者に関するものなので、色分け()しています。

「働く」に関する3つの要素

この図から分かることは、興味、能力、価値観の3つが重なる部分(D)が理想の仕事(天職)であり、3つが重なる部分を探すことが就職活動の目標になるということです。

とはいえ、3つが重なる部分をいきなり見つけることは難しいと思います。

そのため、まずは「楽しかったこと(A:興味と能力が重なっている部分)」「やりがいを感じたこと(B:興味と価値観が重なっている部分)」「他者から認められたこと(C:能力と価値観が重なっている部分)」を振り返ることから始めてみましょう。

A、B、Cは、いずれもDを内包しているため、その中にきっと天職に繋がるヒントがあるはずです。

天職は、楽しいこと、やりがいのあること、認められることの中にある

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