【理系のための就活講座】自己分析のやり方

理系のための就活講座
理系のための就活講座
この記事は約5分で読めます。

学生・大学院生の求人倍率が7年連続で上昇するなど、これまで好調だった新卒採用市場。

ただ、2020年3月卒業予定の大学生・大学院生対象の大卒求人倍率は1.83倍と、前年の1.88倍から、8年ぶりに減少。また、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、企業の採用計画も大きく見直されることになりました。

「学生の売り手市場」 といわれていたのは、もはや過去の話です。

通年採用や第二新卒採用をしている企業が増えていることを見ればわかるように、企業は優秀な人材が採用できるまで、妥協することなく採用活動を続ける傾向も強くなっています。

それゆえ、悔いのない就活をするために重要なのは、早いうちから志望動機や自己PRをしっかりと考え、自分自身の強みや適性を企業に伝えること。そのやり方をこれから説明します。

この記事を書いた人

京都大学大学院エネルギー科学研究科(理系)修了後、三井住友銀行に入行。理系学生の採用に従事したことがきっかけで人材ビジネスを開始し、これまで、大学での講演含め、就活セミナーの開催や理系就活生向けの書籍出版、新卒・中途支援会社での理系採用支援など、10年以上、一貫して理系に特化した就職、採用支援に携わる。現在は、理系屋代表として、理系の就職、転職、採用、キャリア教育の支援を行う。

上野 洋平をフォローする
スポンサーリンク

従来の就活のやり方はもう古い!?

まずは、従来の就活のやり方から見ていきたいと思います。

従来の就活で最初にするのは自己分析です。だいたい大学3年生、もしくは、修士1年生になると、市販の就活本を買ってきて、自分の強みや弱み、そして自分に向いていそうなものなどを分析します。そして、一通り自己分析が終わると、今度はセミナーに参加することになります。

セミナーでは、主に業界研究や企業研究をすることになります。そしてセミナーが終わると選考が始まります。エントリーシート(以下、ES)に志望動機や自己PRを記入し、通過すると面接に進むというのが一般的な流れです。

この流れは、受験と比較するとわかりやすいかもしれません。自己分析が基礎力養成期間、業界研究・企業研究が演習問題、ESが過去問、そして面接を入試と考えて下さい。

受験を経験した皆さんならお分かりになると思いますが、受験において過去問は非常に重要です。過去問を解く時間を確保しないと、志望校には合格できないといっても過言ではありません。ですので、いかに早い段階で過去問、すなわち志望動機と自己PRの作成に入り、企業ごとの傾向と対策を練るかが合否の分かれ目になります。

また、面接に進むためには、ESの対策は避けては通れません。自己分析から始める従来のやり方では、ESに必要な志望動機と自己PRを作成する時間を十分確保できないため、効率が悪いと言わざるを得ません

従来のやり方の一番の問題点は、「自己分析が終わらないと、行きたい業界や企業がわからない」「自己分析が終わってないから、自分に向いている仕事がわからない」といった考えに陥りやすいということです。そうなると、いつまでたっても次の行動に移れなくなってしまいます。では、一体どのように就活を進めていけばよいのでしょうか?

自己分析の時間は不要

それは、志望動機と自己PRをいきなり作っていくこと。

受験でいうと、演習問題や過去問にいきなり取りかかることに相当しますが、就活の場合は、それ程恐れることはありません。なぜなら、企業側が聞きたいポイントは、「志望動機(自社を選んだ理由)」と「自己PR(自社で活躍できるかどうか?)」の2つだけだからです。

「他にも色んなこと聞かれるよ!」という声が聞こえてきそうですが、面接やESで見受けられる「どんな業界をうけているの?」とか「学生時代に頑張ってきたことは?」といった質問は、実は、志望動機と自己PRを引き出そうとする質問にすぎません。ですので、この2つをしっかり作っておけば、上記の質問にも答えることができます。

ただ、自己分析を通して、自身の興味や能力、価値観を知ることは志望動機と自己PRを作成する上で大切なことです。しかし、自己分析の時間をあえてとる必要はありません。なぜなら、業界研究や企業研究など、志望動機や自己PRを作る全ての過程が自己分析だといえるからです。

例えば、金融業界。

金融は、目に見える商品を扱うメーカーとは違って、お金という形のない商品を扱います。また、銀行は転勤や異動が多いので、様々な業務を経験することができます。ですので、人間性で勝負したい人や成長したい人には銀行は向いているといえます。反対に、モノ作りが好きな人や、1つのことに打ち込みたいという人には向いていないかもしれません。

このように、業界研究や企業研究を通して得られる情報は、自分の興味や能力、価値観といった自身の就活軸を知るための判断材料になります。つまり、業界研究や企業研究をするということは、同時に、自己分析もしていることになるわけです。

Reference:人事の心をつかむ志望動機と自己PRの作り方

おすすめの記事

友達限定!ラインで無料相談!就活イベント参加無料!

理系屋LINEお友だち募集中!
就活、キャリアに関するお悩み相談やイベントに参加されたい方は、「理系屋LINE 公式アカウント」にご登録下さい!公式アカウントにご登録頂いた方限定で、LINEでの無料相談や就活イベントにご参加頂けます。”理系屋サービスの特長”や”よくあるご質問”はこちら

友だち追加
タイトルとURLをコピーしました