天野浩「理系には、ビジネス感覚が必要」

理系のキャリア(理系語録)
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本記事は、”天野浩「理系には、ビジネス感覚が必要」〜理系屋”から、一部抜粋して掲載しています。

by 天野 浩(名古屋大学 教授)

――理科系の博士にとって「受難」の時代が続いています。

「昔の大学院のように好きな研究に没頭するだけではだめ。社会のニーズに対応した研究・開発が必要です。もちろん企業の側にも問題があります。ある起業家は『会社は(すぐに効く)痛み止めには金を払うがビタミン剤はタダでないともらってくれない』と指摘していました。大学の研究はビタミン剤ばかり。ニーズに直結する『痛み止め』を創り出す必要がある、ということです」

「工学系では特に企業からの研究論文の数が減っていて、中国などに水をあけられているのが現状です。理科系は修士で就職する人が多く、博士課程後期の進学率は下がっています」

「その一方で、商品の開発や実用化に取り組んだ経験がある博士なら大歓迎、という声も多くの企業から聞かれます。ものづくりやビジネスがわかる研究者はぜひ欲しい、ということです。私もそう言って学生を企業に売り込んでいます」

Reference:理系博士にビジネス感覚を 天野浩名古屋大教授

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