本記事は、”秋元康「止まっている時計は、日に2度合う」〜語録ドットコム”から、一部抜粋して掲載しています。
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by 秋元 康(作詞家)
僕の好きな言葉に『止まっている時計は、日に2度合う』があります。例えば、ずっと前から延々とカスミ草だけを植えている人がいます。自分の姿勢を決して曲げない。でも、何年かに1度、カスミ草の大ブームが来て、この人は高い評価を受ける。
一方、ただ流されて、ヒマワリだ、タンポポだと移ろう人もいる。こういう人は、永遠に時代から5分遅れで走り続けるわけです。1度も時間は合わない。僕がいま、就職先を選ぶとすれば、あえて最悪のところを狙うでしょうね。みんなと逆へ逆へ行く。それが僕のやり方なんです。(中略)
僕はこれまで、成功を手にした人にたくさん出会ってきました。では、この人たちは何が違うのかというと、簡単です。自分を信じて『行動を起こしている』ということです。
成功を手にできなかった人は、必ず後からついてくるだけ、『自分も同じことを考えていた』などと言って(笑)。問題は、やるかやらないかなんです。ここが運命の分かれ道。実行に移す人は、案外少ないんですよ。(中略)
大事なのは、自分にとって何が幸せなのか、どうすればドキドキできるのかを、しっかり理解しておくことです。本当に何が好きなのか考えてみる。誰かの意見に流されたり、お金に縛られたりして、判断が間違っていないか自問自答してみる。
そうやって、自分の幸せをしっかり定義しておく。それができていないと、常に何かを求め、何にでも手を出し、結局何も手に入らないことになりかねません。
Reference:止まっている時計は、日に2度合う──秋元康流 「流れ」のつかみかた
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” Though I am lacking in many ways, I want to be a person who can bring some small comfort to people, who can give them courage, like a ray of warm sunshine.
ー Haemin Sunim ”
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