就活をする上で生じる主な問題点
就活を続けていると、上手くいかないことも出てくると思います。想定される問題点としては、下記のようなことが考えらます。
- 自己承認に関すること:(例)やりたいことがわからない
- 他者承認に関すること:(例)企業の人物要件に自分を合わせすぎてしまう
- 自己効力感に関すること:(例)自信喪失
- 個人的要因に関すること:(例)学歴フィルター
- 行動に関すること:(例)視野が狭い、受け身、自己分析未済
- 目的に関すること:(例)ES、面接に通らない
- 環境的要因に関すること:(例)研究室事情(実験、コアタイム)、地方在住
- 信念に関すること:(例)思い込み、偏見
“何をやっても上手くいかない” “どんな仕事に向いているかわからない” と感じるのは、あなたの考え方(信念)や目的を実現させる方法(行動)、自分を取り巻く状況(環境的要因)など、いずれかの要素に問題がある可能性があります。
満足のいく就活をする方法
脳の取扱説明書ともいわれる、実践心理学NLP(神経言語プログラミング)では、人間の意識レベルを5つの階層、自己認識(私は〜である)、信念・価値観(私は〜という考え方を大事にしている)、能力(私は〜することができる)、行動(私はいつも〜している)、環境(私は〜に所属している)に分類しています。
それぞれの階層は、互いに影響を与え合い、ある階層での変化がほかの階層への変化を生み出します。
上位2つに位置する自己認識と信念・価値観は、長い時間をかけて構築されてきたものなので、すぐに変えることは難しいのですが、下位3つは比較的変えやすいとされています。
実際、家で勉強に集中できない子供が、図書館や塾で勉強することで、成績が上がったという話はよく聞きますよね。
これは、「環境」を変えたことによって、「行動」が変わり、「能力」が変わった例です。環境を変えることで、行動や能力、ひいては自己認識や信念・価値観は変えることができるのです。
ウィリアム・ジェームズ「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる」
実際、学歴フィルターがあるなら大学院を変える、地方在住なら選考時期だけ首都圏にマンスリーを借りるなど、環境を変えることで就活が上手くいった例はたくさんあります。
このように、就活で上手くいかないことがあるなら、何かしら状況を変える必要があります。とはいえ、現実問題として、環境を変えることは難しいかもしれません。
そのような場合は、自己認識や信念・価値観を変える努力をしてみましょう。
具体的には、様々な考え方や価値観がある、ということを知ることから始めて下さい。考え方や価値観を変えることができれば、就活にいい影響を与えられると思います。
野村克也「考え方を変えてあげることさえできれば、本来持っている以上の力を引き出してあげることができる」
就活に役立つ8つの言葉
参考までに、就活に活かせる8つの要素に関する著名人の言葉を載せておきます。
いずれかの要素で参考になる言葉が見つかれば、それが今のあなたにとって、必要な考え方になると思います。
その言葉を取り入れることができれば、きっと満足のいく就活ができるでしょう。あなたを幸せな就職に導く言葉が見つかれば幸いです。
自己承認に関する言葉:森岡毅(刀 代表取締役CEO)
”天職は、好きを“動詞”で書き出すことで見つかる”
他者承認に関する言葉:坪田信貴(坪田塾 塾長)
“仕事選びの3つの条件は、笑える、 儲かる、社会貢献になる”
自己効力感に関する言葉:BoA(歌手)
“自分と誰かを比較して、無意識的にでも優劣を感じてしまうことが、自信をなくす始まりだと思ってます”
個人的要因に関する言葉:藤原和博(教育改革実践家)
“複数のキャリアを極め、それらをかけ合わせることで、100万人に1人の存在になれる”
行動に関する言葉:GACKT(シンガーソングライター)
“自分の中のブレない美学に照らし合わせれば、自ずと何を選べばいいかが見えてくる”
目的に関する言葉:孫正義(ソフトバンクグループ創業者)
“志高く”
環境的要因に関する言葉:林修(東進ハイスクール 現代文講師)
“たいした努力をしなくても勝てる場所で、誰よりも努力しなさい。ここなら勝てるって場所を1つ見つける。そうすることで、人生が一気に開ける”
信念に関する言葉:きゃりーぱみゅぱみゅ(歌手)
“自分と違う意見があっても、見方を変えたら素敵に見えることもある”
友達限定!ラインで無料相談!就活イベント参加無料!
