理系学生は業界を選ぶ際、自分の専攻と関係が深そうな業界を選ぶ傾向があります。
例えば、機電系専攻であれば、自動車・総合電機、情報系専攻であれば、IT・ソフトウェア、土木建築系専攻であれば、ゼネコン・自治体、化学系専攻であれば医療・化粧品、バイオ系専攻(生物・農学・生命科学)であれば食品が代表的です。
とはいえ、安直に業界を選ぶと、自分の可能性を狭めることになります。
自分の専門性を活かし、かつ、自分の可能性を狭めない方法の1つに、「理工系学生就職ガイド」を活用する方法があります。
紹介されている分野は、理系学生に人気の「防災」「輸送」「エネルギー」「宇宙」「ICT」「地球環境」「医療・健康」「コミュニティ」「食糧」「機械・ロボット」、学科は「機械」「土木・建築」「電子・情報」「化学」「生命・バイオ」となっています。
例えば、「輸送(分野)」×「機械(学科)」をみると、「次世代自動車の開発、製造」や「小型旅客機の開発、製造」というテーマが記載されており、該当ページにはそのテーマに関する説明や企業が紹介されています。
理系は偏った就活をしている
このマトリクス表の分野を、左から理系学生に人気の「自動車・重工」「総合電機」「食品・飲料」「化粧品・医療(医薬品)」「インフラ(エネルギー、輸送、不動産・建築)」に、学科を上から「機械」「土木・建築」「電子・情報」「化学」「生命・バイオ」に纏め直してみると、理系学生の傾向が見えてきます。
Before | After | |
分野 | 「防災」「輸送」「エネルギー」「宇宙」「ICT」「地球環境」「医療・健康」「コミュニティ」「食糧」「機械・ロボット」 | 「自動車・重工」「総合電機」「食品・飲料」「化粧品・医療(医薬品)」「インフラ(エネルギー、輸送、不動産・建築)」 |
学科 | 上から、「機械」「土木・建築」「電子・情報」「化学」「生命・バイオ」 |
注目して頂きたいのは、赤枠の部分です。
赤枠になっているのは、本記事の冒頭で記載した「機電系専攻⇒自動車・総合電機」、「情報系専攻⇒IT・ソフトウェア企業」、「土木建築系専攻⇒ゼネコン・自治体」、「化学系専攻⇒医療・化粧品」「バイオ系専攻(生物・農学・生命科学)⇒食品」に該当する部分です。
この表をご覧頂ければ、理系がいかに偏った就活をしているか、また、自分の可能性を狭めているか、ご理解頂けるのではないでしょうか。
理系の活躍フィールドは、理系学生が思っている以上に広がっています。ですので、時間の許す限り、様々な業界を見て、悔いのない就活をして下さい!
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