和田紀夫「安全な通信を実現するのは数学」

企業の数学
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by 和田 紀夫(元 日本電信電話【NTT】 取締役会長)

安心・安全な通信を実現しているのは数学そのものといっても過言ではない

通信にとっての安心とは、いつでもつなぎたいときに、つなぎたい相手につながることである。しかし、そのためにはトラフィック(通信量)を予測し、適時、適切な設備投資を行うとともに、設備異常時の迂回ルートの設定などを自動的に行う必要がある。そのためにトラフィック理論という研究領域があるが、ここでは、そのトラフィック理論の核となるひとつの数式を紹介したい。

電話をかけたときにつながらないない人がいる確率を呼損率という。NTTでは、この呼損率を10%未満にするという目標を持って、電話回線網を整備し続けてきた。

その設備設計において重要な数式が、アーランB式と呼ばれるものである。ある数の利用者がいる場合に、呼損率を期待する値以下に抑えるためには、どれくらいの回線数が必要かを導き出してくれるのである。

Reference:数学は役に立っているか? (『数学が経済を動かす』日本企業篇)

参考記事

呼量と呼損率
 「電話がつながらない」のはなぜでしょうか。ナゾナゾのような問いですが,答えは「回線をほかの人が使っているため,自分は利用できないから」です。家庭ではあまり問題になりませんが,会社でこんなことが頻繁に起こると業務に支障が出てしまいます。
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